2泊3日ソウルツアーからソウル近辺個人旅行へ

韓国は近いので最もリピートしやすい海外ですが、毎回ツアーに申し込んで行くと飽きてしまいます。
少しずつ旅のハードルを上げれば飽きることなく何度行っても新しい発見があり楽しめます。

少しずつ旅のハードルを上げて新しい経験をする韓国旅行

フリープランで徐々にハードルを上げる

フリーツアーとは一般的に飛行機やホテルだけをパッケージにした現地フリーのプランです。
現地フリーなのでこの部分の時間をどう組み立てるかによって楽しみ方は大きく変わってきます。
例えばソウルに2度3度と行っていれば誰でも飽きてきます。
それでもソウルはまだ観光地だけでなく行く場所の多い都市ですが、釜山や済州島になるとツアーで同じコースを巡ってもすぐに行きたいところが尽きてしまいます。
そこでフリーツアーであっても1度目より2度目、2度目よりも3度目と旅のハードルを上げて楽しむのが何度行っても飽きない旅のこつと言えます。
このページの旅のハードルとは主に新しい体験のことを指しています。
はじめて「ここに行った」とか初めてバスに乗って移動したなどです。

模範タクシーから配車アプリ

日本と比較しても料金の安い韓国のタクシーですが、日本語にも対応してくれる模範タクシーから配車アプリでタクシーを呼ぶだけでも旅のハードルは上がります。
新しい経験こそ旅の醍醐味だからです。
配車アプリのお勧めはカカオタクシーです。
アプリをインストールし、ログインして使うことになるので、日本でインストールしておくのがお勧めです。
先にカカオマップやカカオトークで登録しておけば同じIDでログインできます。

タクシー料金の比較

韓国は日本と比較して物価が上昇した今でもタクシー料金が安いと感じます。
例えば日本のタクシーの基本料金は1.178Kmまで600円で1Kmに換算すると約509円です。
韓国の一般タクシーの基本料金は1.6Kmまで4,800₩で、1Km換算で3000₩になります。
日本円に換算すると約331円です。
因みに韓国の模範タクシーの料金を調べると基本料金が3Kmまで7,000₩です。
1Km辺り2,333₩で日本円では257円になりました。
単純に基本料金の比較では韓国の模範タクシーが日本の約半値だと分かります。
今調べて意外でしたが3Kmまでくらいの短距離なら一般タクシーも模範タクシーもさほど料金は変わらないことが分かりました。
距離や時間別の割増料金は模範タクシーが約2倍なので遠乗りするほど一般タクシーとの差が開いて来るようです。

先ずは地下鉄に乗って移動する

ソウルに行っても模範タクシーしか乗ったことがないという人も少なくありませんが、そもそも言葉も分からない国で地下鉄に乗ろうとは思わないという人もいます。
しかしソウルで地下鉄に乗ることはさほど難しいとは思えません。
そしてタクシーより移動時間を節約できたと感じることが多くあります。
例えば明洞付近から漢江を渡って江南エリアに移動したり、ロッテタワーやシンチョン、ホンデ方面に移動する場合、道路が混んで時間ロスをすることがよくあります。
「ソウルはよく渋滞するから行きたいところへ行けなかった」というより「初めてソウルで地下鉄に乗ったら日本とは違って・・」という経験を楽しめて移動時間ロスだけではなく旅の経験値を上げることの楽しさを知ることができます。
ソウルで地下鉄を使う場合はSubway KoreaアプリとＴマネーカードの残高読み取りアプリが必要なので日本でインストールしておくのがお勧めです。
Ｔマネーカードは韓国の空港に到着してから空港のコンビニなどで買ってチャージします。
ソウル市内の加盟店ならどこでも追加チャージできるので最初は少なめにチャージする方が賢明だと思います。
※　韓国で地下鉄移動するならSubway Korea

ソウルでバスに乗って移動する

ソウルでバスに乗って移動することはかなり高いハードルです。
ソウル市内ではタクシーが安いこともあってなかなかバスに乗る機会がないこともありますが、パジュシなどソウル市外へ行くときにはバスが便利です。
ソウル市内の移動は地下鉄かタクシーで充分ですが、経験をする意味で一度バスに乗る体験をしてみてはいかがでしょう。
例えば昼の観光で明洞からイテウォンに移動する時などは南山トンネルを抜ける程度なので経路も簡単です。
ただ、何番のバスに乗ったらいいのか判断するためにはカカオマップアプリやネイバーマップアプリは必須です。
※　NAVERMapアプリの紹介
※　カカオマップ日本人の使い方

ソウル市内から抜け出す個人旅行

ツアー脱却もひとつのハードルです。
飛行機もホテルも自己責任で予約して旅計画を立てます。
何か邪魔臭そうに思えますが、個人旅行を始めるとツアーで旅行に行っていたのがつまらなく感じてきます。
ツアーの場合は飛行機が遅れたりホテルの立地が少し悪いだけでも旅行会社のせいにしてしまいがちですが、自分で予約すると誰のせいにもできません。
旅の全ては自分のリサーチ能力に掛かっていると言ってもいいくらいです。

個人旅行でソウル市外へ

飛行機の時間も旅日数もホテルの立地も自分で決めることができる個人旅行ではソウル市内だけでなく、郊外へ行く予定を立てることも容易です。
パジュ市やチュンチョン市、スウォン市や吊り橋が人気のソグムサンがあるウォンジュ市に行くこともできます。
ツアーから個人旅行に変えただけで旅の緊張感や醍醐味はまったく別のものになると言っていいほど変わります。
もちろんそうするためにツアーでは経験できないことを盛り込んだ旅計画を立てる必要はありますが、先ずは韓国で個人旅行の経験をしてみるのがお勧めです。
国別では韓国が最も近いだけでなく、治安もよく海外の個人旅行に適しているからです。
個人旅行といってもできれば最初は家族や友人と行くのがお勧めですが、慣れてきたらひとり旅も悪くはありません。