スラ・スラン

アンコールワット

スラ・スランで休憩

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スラ・スランはアンコール遺跡見学の心のオアシス

スラ・スランとは?


スラ・スランとは人工の貯水池のことで、王の沐浴池と言われています。
カンボジアの人工池の中でも特に美しい池で、東西に長い長方形をしたバライ(人工の貯水池)なのですが、西バライや東バライの小型版と言ったところです。
西バライはシェムリアップ国際空港の北にあり、飛行機からでもすぐに確認できるくらい大きく、東西8Km南北2.1Kmの人工池です。
それに対して東バライは干し上がり、水は殆ど無いものの上空からは原形を確認することが可能です。
スラスランはその東バライの南にあって、バンテアイ・クデイの東に位置しています。
東南アジアの湖や池は茶色く濁っているという印象が強いのですが、スラ・スランは大変美しい池です。
他のバライに比べれば小さいと言うだけで、実際行って見ると結構大きな池です。
外周はちょうど2Kmあるので30分程度で歩いて一周することができます。

東西に長くバンテアイ・クデイのある西側に桟橋があり、ナーガ(大蛇)の欄干やナーガに乗ったガルーダ(火の鳥)、それを見守るシンハ(ライオン)があり、南国の雰囲気を醸し出しています。

午前中にトゥクトゥクでこのスラ・スランの渕の道路を通りましたが、太陽の光が湖面に反射してキラキラ光り輝いて見えるので、とても美しく心も安らぎます。

スラ・スランは10世紀中頃に掘られたとなっていますが、小さいとはいえ単純計算しても100万立米近くにもなる土を掘るのにどれだけの時間と人が関わったのだろうと思いを馳せます。

スラ・スランはアンコール遺跡を廻る途中の休憩場所としてお勧めできる最高の場所です。

スラ・スランでサンライズ、サンセットの写真を撮る

スラ・スランは東西に長い人口池の遺跡です。
よく「スラ・スランで夕日」と聞きますが、スラ・スランでは夕日も朝日も見ることができます。
上の写真のシンハ(ライオン)は東を向いているので、この場所からシンハやナーガを入れた朝日を撮ることができます。

それに対して夕日を撮るのは対岸になり、このシンハ(ライオン)を入れた写真にはなりません。
そのことからスラ・スランは朝日を撮る穴場ポイントと言えます。

シンハ(ライオン)の後ろから撮影すれば、朝日を見る2頭のシンハ(ライオン)の写真が撮れます。

 

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