昆明長水国際空港

アジアの空港

昆明乗り継ぎと関空の情報

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昆明長水空港で乗り継ぎと関空で泊まる時の情報

旅の前に情報収集は欠かせませんが、ネット社会の現在でも思うように知りたい情報がすぐに手に入ることは少ないと感じます。
今回私が計画しているミャンマーの一人旅で調べた情報をできる限り詳しく公開したいと思いますが、実際に行った情報ではなく調べた情報だということを念頭に読んで下さい。

※結局新型コロナウイルスの影響で航空券及びホテルをキャンセルしました。

昆明長水国際空港で乗り継ぎの情報

中国東方航空の時刻表&サービスガイドから見つけたフロアマップ

昆明長水国際空港は2012年6月に開港した中国では4番目のハブ空港で、ターミナルビルでは2番目の規模というわりに情報は少なくフロアマップすら詳しいものを見つけることが困難です。
やっと見つけたのが上のいたって簡単なフロアマップです。

私ができる限り安く簡単にミャンマーまで行ける航空券を探した結果、中国東方航空の昆明で乗り継ぎをするチケットでした。
2020年2月の関空AM8:55発の昆明13:35着で翌朝昆明8:05発のマンダレー行です。

昆明長水国際空港で乗り継ぎ時間が18時間30分もあるので、この空港で夜を明かすことになります。
昆明長水国際空港の標高は2,103mもあるので、当然北半球が冬のこの時期は寒いだろうと想像でき、空港内は暖房がしてあるでしょうが油断は禁物です。

中国東方航空では乗り継ぎ用ホテル無料サービスも行っていますが、私が購入したチケットは格安航空券のためチケットクラスがVになっていてこのサービスも適用外になっています。

中国東方航空の乗り継ぎ用ホテル無料サービスの案内から

● 対 象 航 空 券: MU プレート(781 券)で発券された航空券(公示運賃)かつ全区間 MU/FM 便名の MU/FM 運航便 【適用除外クラス:G / V / T / Z / A / O / X / I 】 旅程内に 1 区間でも①上記適用除外クラス、②特典航空券、③片道航空券、④他社コードシェア便、 ⑤他社運航便がある航空券及び、日本以外で発券された航空券は対象外

そこで昆明長水国際空港内で寝る場所の情報を探した結果、今年(2019年)に行かれた方の個人ブログから空港内にカプセルホテルが(0時から6時まで)180元(2,811円程度)で使えるところがあることをみつけたのですがその詳しい場所は不明です。

China Highlightsという中国旅行会社のHPから昆明長水国際空港の情報を得たので抜粋して紹介しておこう。

時間貸し休憩室
昆明長水国際空港には合計40の時間貸し休憩室が、ターミナル前中央2階東側の国際線出発ロビーと西側の国内線出発ロビーにあり、シャワー、休憩などのサービスをご提供しております。

ターミナルの案内
・ 4階(1部)(F4)レストラン・カフェ。
・ 3階(F3)チェックインロビー、国内線安全検査と待合エリア
・ 2階(F2)国際線出発安全検査と待合、国内線出発口及び国内線到着通路
・ 1階(F1)国内線到着口、国際線到着口
・ 地下1階(B1)手荷物受取り所、到着ロビー
・ 地下2階(B2)駐車場、地下鉄乗り場への連絡通路
・ 地下3階(B3)電気室、保守点検室

第1ターミナルの3階は、8つのチェックインエリアごとにACDEFGHJKの9つのエリアに分けられ、1つのチェックインエリアには20のカウンター(体の不自由な方がご利用いただけるため、2つのスベシャルカウンターも設置されました。)が設置されています。

A-Hは国内便のカウンター、J-Kは国際便のカウンターで、お客様は搭乗手続きとお手荷物のお預けをお済ませた後、中央ショッピングエリアを通ってウイングにある待合室に入ります。

長水空港では、専用の充電スタンドがご利用いただけるほか、通路の両側にもコンセントが設置されてあります。また、手荷物を預ける必要のないお客様用に自動チェックインカウンター台数を80台まで増やす予定です。
因みに第2ターミナルは現在建設中で今(2019年12月)のところ第1ターミナルだけです。

荷物預かり
3階の出発ロビ-の西側、空港勤務人員の専用通路の傍にあります。地下1階、出迎えロビーの西側、国内線出口にもあります。

この会社のHPには他にも地下鉄やバスなどの情報も分かり易く書いてあり、昆明長水国際空港乗り継ぎで他国へ行かれる人にとってこれらの情報は大変貴重です。

昆明長水国際空港でお金はどのくらい必要?

18時間も昆明の空港で過ごす訳ですから中国の人民元も必要だろうと思い調べてみると、昆明の空港内で両替をすると手数料が想像以上に高いということが判明しました。
やはり関空で5,000円程度を人民元に両替することにしましたが、関空でも人民元への両替手数料は安くないと感じます。
しかし関空直営の外貨両替所でKIXカードを提示すれば割引レートが適用されるのでお得です。

以前に中国南方航空で中国の広州で乗り継ぎをした時はスルーチェックインだったため中国への入国はなく、免税店など米ドルだけで過ごせましたが、スルーできないであろう昆明での入国は人民元を持っていた方が安心できます。
空港内にATMもあるようですが出金できなかったといったブログも多く見ると関空で両替しておくのに越したことはありません。

私は必要以上に多くの両替はいらないと考え、簡単な飲食代とカプセルホテル代で5,000円程度を関空で両替する予定にしています。

関空内宿泊情報

私は兵庫県に住んでいるものの関空AM8:55発の便に間に合うようチェックインなどの時間を考慮した場合はそれに見合う電車はありません。
神戸まで車で行き神戸から関空までベイシャトルという高速フェリーを使うことも検討しましたが、いくら駐車代が無料とは言え何日も車を放置しなければならないことや、62歳という年齢から無理をした運転リスクのことも考え悩んだ末に関空前泊を選択しました。

関空に近い泉佐野辺りのホテルもありますが、どうせ前泊するなら関空内がよさそうです。
昆明と違い関空の正確で詳しい情報は多くあります。

関空で一夜を過ごす方法を調べたところ第一優先したいのが、エアロプラダ2階のリフレッシュスクエアです。
このリフレッシュスクエアは有料ではあるものの最低限横になって寝ることはできるようで、パーテーションで区切られているからプライベートは保てないようですがKIXカード割引を使えば2,000円程度で泊まれそうです。

その近くにはシャワー(500円)もあるのでタオルだけ持って行けば何とかなりそうです。(タオルも200円で購入できる販売機がある)

リフレッシュスクエアも人数に制限があり利用できる数は少ないので早めに行って申し込むのがよさそうです。

もしリフレッシュスクエアが満席の場合は、同じエアロプラダ内にある無料の休憩所になるでしょうがそれも覚悟しておく必要があります。

少しくらいお金を出してもいい人は関空ターミナル直結のホテル日航関西空港(10,000円以上)か同社運営のファーストキャビン(5,000円以上)で予約をすることになります。

中国東方航空で関空から昆明に行く便は今のところ16:55発しかないようですが、上海経由となり実質2度乗り継ぎをすることになっています。
現在はこの便しかなく前泊はしなくてもよいため関空宿泊は必要ないでしょうが、私が実際に予約したチケットは8:55発昆明乗り継ぎでマンダレー行きのため関空宿泊をしなければなりません。
おそらく来年(2020年)から運行される飛行機なのでしょう。

私が中国東方航空で予約した航空券は帰りも関空22:00着の便なので電車を使って家まで帰ることは不可能です。
結局帰りも関空で1泊することになりますが、この時も数少ないリフレッシュスクエアのスペースが確保できるかは運任せになります。
満席の場合は諦めて無料の休憩所かベンチで過ごすことも覚悟をしています。

リフレッシュスクエアや無料休憩所のあるエアロプラダはJR/南海鉄道駅を挟んで第1ターミナルの反対側にあり、徒歩でも約3分の距離です。

何かとお得なKIX-ITMCARD

意外と知らない方が多いようですが、関空を利用するなら必須と言っていいカードがKIX-ITMCARDです。
関西国際空港と大阪国際空港(伊丹空港)でお得に使え年会費無料なのでメリットしかありません。

関空でのメリット
・関空内の駐車料金が25%割引
・KIXエアポートラウンジ(24時間営業)の基本利用料が50%割引
・リフレッシュスクエア(24時間営業のラウンジ)の基本利用料が50%割引
・関空直営の外貨両替所で割引レートが適用される
・トラベレックスで1通貨につき3万円以上の日本円現金から外貨現金への両替が割引レートになる
・関空ペットホテル(24時間営業)が利用料金の5~25%割引
・ホテル日航関西空港の通常宿泊料が特別料金で宿泊でき飲食は10%割引
・関空内の免税店やレストラン、スカイショップタウンなどで5%の割引

このようにKIX-ITMCARDは関空のあらゆるところで使えてお得感満載なのでこのカードを持たない手はないでしょう。
特に関空内で長時間過ごさなければならない時はこのカードが役に立ちます。