海外旅行に必要な持ち物や荷物

旅道具

海外旅行では行き先や行程、日程によって荷物の量や持ち物が変わる

旅行に持って行くものは行き先や行程、日程だけではなく性別や年齢によっても変わります。
一番優先しなければならないのは体調管理用品ですが、意外に忘れ勝ちで旅先で困った経験をされる人が多いようです。

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充電が必要な電子機器は少ない方が賢明

充電はストレスのもと

電子機器は充電が必要なものと必要でないものがありますが、空港やホテルで多くの電子機器を充電しなければならないのはストレスになります。
充電が必要な電子機器と電池で使えるもの

スマホ

私の持っているスマホはエクスペリアなので充電端子はタイプCです。
充電するものによって端子が異なるのも旅行の荷物では確認が必要です。
一度旅行に持って行く全ての電子機器を充電してみて、充電コードなど忘れていないか確かめましょう。

モバイルバッテリー

Anker PowerCore Fusion 5000という製品がモバイルバッテリーに充電しながら他の機器にも充電可能なため購入を検討しましたが、コンセントの変換アダプターは必要になるため今回は今持っているエレコムのモバイルバッテリー22.7Wh(6000mAh)を使うことにしました。
100Whを超える大きな容量のモバイルバッテリーは機内持ち込みが制限されているため注意が必要です。
特に航空会社に預け入れる荷物(受託手荷物)にはモバイルバッテリーを入れずに必ず機内持ち込み手荷物にしなければなりません。

ビデオ(オズモポケット)

オズモポケットは充電端子がタイプCになっています。

ビデオ(ソニーHRD-AS50)

入力端子がマイクロUSBタイプBのアクションカムです。
動画撮影用にオズモポケットとソニーのアクションカム持って行くのは撮影状況で使い分けるためです。
歩行撮影やタイムラプスはオズモを使い、バスやタクシー内、レストランではソニーを使う予定ですが、どちらも小さいので荷物の量としてはさほど気にならない程度です。

カメラ(ニコン1J5)

このカメラは電池を充電するタイプですが専用充電器が結構大きいので予備の電池を2個持って行き専用充電器は持って行きません。

携帯ウォシュレット(パナソニック)単4電池2個

乾電池が必要なものは旅行前に新しい電池に交換しておくのが賢明です。

LED懐中電灯(単3電池1個)

朝の暗い時間からサンライズ見学などで出かける時には懐中電灯は必須です。
もちろんスマホの照明でも対処できるでしょうが、アジアの田舎を訪れる場合は街灯もなく真っ暗な道を歩くことが予想できます。

コンセント変換アダプター

USB端子4ポート付きのもので上記したスマホ、モバイルバッテリー、オズモポケット、ソニーアクションカムを同時に充電でき、ミャンマーの電圧(220~240V)も気にしなくて済みます。

私の場合はこのコンセント変換アダプター1個で充電が完結できるようにしたのですが、そのためブルートゥースで使うイヤホンやスマートウォッチなどを持って行けば更に充電機器が増えることになり充電ストレスを抱えることになるので旅行には持って行きません。
旅行には充電を必要としないコード付きイヤホン(ダイソーで購入)やアナログ時計を持って行くことにしています。

※左からUSB4ポート付き変換コンセント/エレコムのモバイルバッテリー/予備のUSB充電器/充電用USBケーブル/リール式ステレオイヤホン

※オズモポケット/ニコン1j5(ミラーレス一眼)/ソニーHRD-AS50(アクションカム)

体調管理用品などは旅行を楽しむために最も重要

旅行中に体調を崩さないように注意することは先決ですが、もしもの時のことを考えておかなければ安心できません。
旅行では普段とは違う食生活になって体調を崩したり、食あたりや乗り物酔いなどのリスクは避けられません。

旅行に必要なくすり
・ロキソニン
解熱や鎮痛剤として旅行には欠かせません。
・ストッパ
バスに長時間乗るような旅行やトイレにいけない状況が想定できるならこの下痢止めは必要です。
・太田胃散
ミャンマーのように油を使った料理が多い国に行くときは特にこのような胃腸薬が効果的です。
・トリベミン
乗り物酔いをした経験のない人も旅先で船やバスを使って長時間移動するようなときはこの酔い止めがお勧めです。
水なしで飲めて酔ってからでも効くと書いてあるので選びました。
・持病薬
血圧のくすりや鼻炎薬など持病を持っている人は旅行であっても忘れることができません。

体調管理のために持って行くもの

・マスク
東南アジアなどでは舗装されていない道路も多く、トゥクトゥクやバイクタクシーなどで移動をしなければならない場合はマスクが必需品です。
・ウェットティッシュ
衛生条件の悪い地域でトイレに入ったりした後、手を洗う水にも不安を感じることがあります。
ミャンマーなどでパゴダ見学をする時は裸足にならなければならず、その後の足拭き用としても除菌できるウェットティッシュは有効です。
・ベープ
冬の旅行であっても南国に行けばホテルで蚊に悩まされることがありますが、殺虫剤を持っていれば安心できます。
・ムヒアルファEX
蚊はもちろんダニやムカデなどに噛まれたとき必要になります。
・サンスクリーン(日焼け止め)
紫外線量は国によって大きく異なります。
カンボジアは日本の3倍、ミャンマーは日本の7倍以上と言われているので日焼け止めは必要です。
現地で買うこともできますが持って行く方が到着後すぐに使えるのでよさそうです。
・その他
旅先がいくら南国であってもバスやタクシー、レストランなどでエアコンが効きすぎて寒い場合があったり標高の高い地域では朝晩冷え込むことが考えられるので防寒具が欠かせません。
紫外線防止や目の疲れなどのためにはサングラスや目薬、老眼鏡は忘れやすいもののひとつです。
出入国カードなどを記入するときになってから老眼鏡を忘れたといったことはよくあることです。

※ウェットティッシュ/ムヒアルファEX/ベープ

行き先や行程によって変わる荷物の量

アンコールワットやシンガポール、ソウルなどのように旅先で滞在するホテルが変わらない場合は大きなスーツケースでも問題はありませんが、ホテルが何か所も変わったり電車やバスで移動が多い場合は荷物が小さく少ない方が行動が楽です。
飛行機も乗り継ぎが多くスルーバゲッジできないなら預入荷物(受託荷物)は無いに越したことはありません。
特に乗り継ぎ時間に余裕がない場合(スルーバゲッジでない)は受託荷物の有る無しでストレスは大きく変わってきます。

来月(2020年2月)に私が予定しているミャンマー旅行は中国東方航空なので、受託荷物は2個まで無料で預けることができ乗り継ぎ時間にも充分過ぎるほどの余裕はありますが、現地での移動が多くホテルも何度も変わらなくてはならないためリュックひとつで行こうと考えています。
ホテルが変わる度に大きな荷物を持って観光もしながらバスなどで移動するのが大変だと感じるからです。

ただ、中国東方航空の機内持ち込み手荷物は10Kgまで(エコノミー)とされているので、制限内でパッキングできるかが問題です。
もちろん重量だけでなく量も規定内のリュックに入れなければならず、そのため早めにパッキングを試みて調整しなければなりません。

年齢や性別でも荷物の量が変わるようです。
私のように60歳過ぎていれば体調の不安要素も増え結果的に荷物の量も多くなりますが、男性に比べ女性は化粧品など美容に関する荷物が多くなるのは仕方ないところでしょう。

荷物を減らそうと思えば衣類は最小限で使い捨て

3日や4日程度の旅行なら下着なども日程分持って行ってもいいでしょうが、5日以上となれば嵩張るので途中で洗濯するか使い捨てを考える方が賢明です。
最近は百均などで買える圧縮袋を利用する人が増えていますが、使用済みの衣類を分けるために消臭機能付きの圧縮袋もお勧めです。
特に使用済みの臭いが気になる靴下などは使い捨ての安価な物で対応してもいいでしょう。

忘れてはならないものや貴重品の管理

パスポートや現金、カードやEチケットなどの貴重品はバッグの中に入れるのではなく肌身から離さないのが基本です。
もちろん預入荷物の中に入れるのは論外ですが、持ち込み手荷物であっても置き引きや盗難のリスクを減らさなければなりません。

意外と海外旅行に出発して空港までの途中でパスポートを忘れていることに気付く人も少なくないそうです。
パスポートや財布などは空港でも取り出しやすく肌身離さず収納しようと思うと、内ポケットの多い上着が有効です。
ウエストポーチやショルダーバッグでも悪くはありませんが、普段付けなれないものはレストランなどで外してうっかり忘れてしまうことが多いようです。

持ち物チェックリストは早めに作って旅行前日にチェックするのではなく時間を掛けてチェックします。
そうしないと持って行けば便利な物や大事な物を買い忘れたり、チェックリストに挙げること自体を忘れていたりするからです。

海外旅行荷物で注意することのまとめ

・旅行の行き先や行程、日数によって荷物の量や重さを検討する。
・充電しなければならない電子機器は旅行前に旅行中を想定して試しておく。
・旅行荷物は出発前日ではなく早めにパッキングして準備する。
・パスポートなどの貴重品は「肌身離さず」が基本。
・体調管理のためのくすりや用品は重要なのに忘れ勝ち。
・持ち物チェックリストを早めに作って準備する。